2009年12月12日

作業療法士

国家資格や民間資格など、福祉資格にはさまざまな種類の資格がありますが、高齢化社会に役立つ仕事として理学療法士や作業療法士、言語聴覚士と、リハビリテーションの手助けをする仕事に就く人も増えています。作業療法士は、障害や老化によって機能に問題のある人を対象にご飯の食べ方や物の持ち方などを教え、機能の回復や維持に努める仕事です。理学療法によって回復した基本的な動作を手芸などで実践的に訓練し、社会復帰の手助けもします。

福祉資格のひとつである作業療法士になるには国家試験に合格しないといけません。作業療法士養成学校で3年以上学んだり作業療法関連学部の4年制大学や3年制短大を卒業するなどすると、受験資格が与えられます。海外で資格を取得したり作業療法を学んだ人にも受験資格が与えられます。

言語聴覚士は1997年に誕生した新しい福祉資格で、言語や聴覚の訓練をするのが仕事です。言語聴覚士関連学部の4年制大学や3年制短大を卒業したりすると国家試験の受験資格が与えられます。受験資格や試験方法は理学療法士、作業療法士共に同じような内容になります。

福祉資格である作業療法士や言語聴覚士は共に北海道や東京、大阪などで試験が行われていますが、運動学や臨床心理学、一般問題などの学科試験、口述試験、実技試験となり、受験料は1万100円となります。詳しくは各地方厚生局や厚生労働省医政局医事課試験免許室国家試験係にお問い合わせ下さい。



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Posted by kaeru at 21:11│Comments(0)福祉資格
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