2009年12月06日

理学療法士

高齢化が進み、さまざまな福祉資格を取得して介護をしたり家事などのお手伝いをしたりと、人の役にたつ仕事をする人が増えていますが、理学療法士も注目を集めている仕事のひとつです。理学療法士は老化や病気、怪我などによって身体の機能に障害を持つ人に対して、日常生活を送るうえで必要な身体機能の回復を援助する仕事です。

理学療法士はリハビリテーションのスペシャリストともいわれていますが、理論と技能を用いて障害を回復したり身体機能の低下の予防を図り、自立できるようにする役割を持っています。

福祉資格のひとつである理学療法士の仕事を細かくみてみると、障害や怪我、老化によって機能しにくくなった身体を回復させるのを目標に、立つ、歩く、曲げる、伸ばすなどの基本的動作となる機能の回復を手助けさせるのが仕事となります。治療後の障害を最小限に抑え、残っている機能を最大限に活用できるようにする役割をもっています。

理学療法士になるには、国家試験に合格しないとなりません。理学療法士養成学校で3年以上学んだり、理学療法関連学部の4年制大学や3年制短大を卒業したりすると試験資格が与えられます。一般問題や臨床心理学などの筆記試験や口述試験、実技試験となります。受験料は1万100円になります。北海道や東京などで受験できますが、詳しくは各地方厚生局や厚生労働省医政局医事課試験免許室国家試験係りにお問い合わせ下さい。



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Posted by kaeru at 01:44│Comments(0)福祉資格
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